銀行系カードローンを利用する際に、金利だけでなく返済の時に返済しやすいか?どうかもポイントとして抑えて選ぶことで、失敗しない借り入れが可能になります。カードローン選びのヒントを紹介しています。
〜目次〜
|
カードローンと金利の関係
近年、男女問わずカードローンを利用する方が急増しています。突然の出費が生じてしまい、どうお金を工面するかで頭を悩ませる人も少なくありません。なるだけ低金利で、キャッシングサービスを提供している業者さんを選びたいものです。そのほうが、よりお得にまとまったお金を借りる事が出来るからに他なりません。
利用する際に注意したいのが金利の違いです。それが高いか低いかによって、返済総額が大幅に変動してしまいます。結果的に損をしてしまうケースもありますので、各社が提示している金利をしっかりチェックした上で、自分が納得する業者さんから借り入れる事が大切です。業者さんにより、審査基準だけではなく融資までのスピード等サービス内容に違いがある場合が少なくありません。初回利用時や、一定期間に限り金利ゼロのキャンペーンを行っているところもありますので、しっかり確認しておきましょう。
原則として保証人は必要なく、担保も取らないところが殆どです。カードローンを利用する場合、それ以外にも返済の事まで考慮しておかなければなりません。毎月の収入から支出を差し引いた金額の中から、返済を行っていく事になります。ゆとりを持って返済を行う為にも、無理の無い範囲で借り入れるだけではなく事前にしっかりと計画を立てましょう。自分自身にとってお得な借り入れになるのかどうか、その観点から業者さんやサービスを選んで下さい。事前にインターネット等で、口コミや評判を調べる事も大切です。
借りたい金額に対しての各社が提示している金利を比較してみよう!
返済の際に0.1%の差の金利がもたらす影響とは?
カードローンを利用される方は、借入後のことまで考える必要があります。多くの方はとにかく借りることを重視しますが、本当に大切なのは返すことなのです。当然ながら借りたお金には金利がつくので、利息を加えて返済しなくてはいけません。つまりは0.1%でも低利率で借りたほうが得なので、たとえ借入額が1万円といった少額でも利率にはこだわりましょう。確かに少額しか借りていないなら、僅かな金利は小さな差かもしれませんが、今後追加で借りる可能性は十分にあるはずです。
そもそも初めてキャッシングを利用される方も、契約する半年前は借りることなど想定していなかったでしょう。お金はいつ必要になるかわからないので、契約後も追加で融資を受ける可能性は十分にあるわけです。当初は借りる金額が少なくとも、3年後には借入が50万円を超えているという方もいます。高額になれば比例するように利息も増えるので、初めてのキャッシング選びにおいても実質年率はよく比較しておきましょう。
ネットを利用すれば簡単に金利を調べられるので、ランキングサイトなどで実質年率の低いローンを探してください。銀行は総じて低いですが、まれに消費者金融とあまり変わらない利率のところもあるので、銀行を利用する場合は15.0%以下で借入できるところを選びましょう。消費者金融の場合ですと、上限となる利率は一部の学生ローンなどを除いて、低くても17%台に設定されているはずです。銀行は審査が厳しいとされますが、借入先がゼロの状態なら審査には通過しやすいでしょう。
初めてのキャッシングは実質年率が低いカードローンを選ぶと良い!
近年の金利の傾向について
古くからキャッシングを利用していた方は、ここ数年で金利が大幅に下がったことに気づいているでしょう。昔は20%を下回る金利設定はほとんどありませんでしたが、今は18.0%以下で貸出しているところがほとんどです。高金利とされていた消費者金融ですら、必ず20.0%以下の利率にしているでしょう。かつては29.2%までは黙認されていましたが、今は出資法の上限利率が違法となったことで、グレーゾーンは廃止されました。20.0%を超えてしまうと違法になるので、どんな業者も20.0%までの利率設定としています。過去に29.2%で借りていた方も、グレーゾーン廃止に伴って20.0%以下まで引き下げられたでしょう。キャッシングのグレーゾーンが廃止されたことで、利息以外の恩恵を受けられる方も増えています。過払い金が発生している場合は返還の対象となるため、過去に20.0%超で借りていた方は専門家に相談してみるといいです。過払い分は過去までさかのぼって返還を受けることができるのです。
お得にキャッシングを利用するなら、安心できる銀行系のカードローンをおすすめします。又、信用金庫・組合、JAなどは銀行よりも低金利の商品を用意しているところも多いです。年率12.0%以下で融資するところも多いので、お得に借りたい方におすすめです。銀行に関しては事業規模と年率の関連性はあまりなく、むしろネットバンキングのほうが低い傾向があります。
一番高い金利でも18.0%!それ以上の金利は違法なので要注意!
リボルビング返済とは?
カードローンの返済方法には大きくわけると、一括返済とリボルビング返済の2つがあります。一括返済は返済日に元金と利息を一度で返済してしまう方法です。リボルビング返済は毎月の返済額を一定にして、返済日に一定額と利息を返済していく方法です。このうち注意して利用したいのはリボルビング返済です。
リボルビング返済には大別して元利、元金、定額、定率の4つの方式が存在します。元利方式は毎月の返済額に利息を含む返済方法、元金方式は毎月の返済額と別に利息が加える返済方法です。例えば1万円の返済に利息が500円だった場合、元利方式では10,000円の返済になりますが、元金方式では10.500円の返済になります。元利方式は1万円の中に金利も含むため、毎月の返済額は文字通り定額ですが、元金方式は1万円とは別に利息を加えるため、毎月の返済額は利息分で変わってきます。どちらがいいとは一概には言えませんが、元金方式なら1万円を全て元金返済に充てられるので元利方式よりも早い完済ができます。
定額方式は毎月の返済額を金額で指定する返済、定率方式は毎月の返済額を割合で決める返済です。定額方式は月の額を1万円と決めたら毎月の返済額は変動しませんが、定率方式は元金残高に応じて毎月の返済額が変動します。こちらも人によってどちらがいいかは一概ではないですが、定率方式の方が早い完済ができます。これら4つの方式を組み合わせたリボルビング返済を各社で採用しています。どの方式が利用できるかはカードローン会社によるので事前に確認しておきましょう。
返済方法は各社異なりますが、より早い完済をしたいなら定率方式が良い!
金利の低いおすすめ銀行系カードローン
利用する金額に対して金利が細かく設定されているから、審査の前にある程度の金利がわかるので安心です。また、使用用途は自由(※ただし、事業性資金にはご利用いただけません)なので、様々なシーンでお金に困った際に役立ちます。提携ATMの利用が時間外でも終日手数料がかからず、早朝や深夜でもコンビニで気軽に利用できます。
1.0%を下回る金利は中々ないので、条件が合う方(SBIの証券口座保有登録済みの方や、三井住友信託銀行の住宅ローンの残高がある方)は先に申し込んでみた方がいいでしょう。それ以外の方でも勿論申し込みは可能ですし、なんといっても最大1,200万円の限度額が設定されているのは注目したいポイントです。
銀行系カードローン金利比較一覧表
オリックス銀行 | 住信SBIネット銀行 | |
おすすめ度 | ◎ | ○ |
特徴 | 1,000円単位の借り入れが可能なので、つい借りすぎてしまいがちなカードローンですが安心です。銀行や郵便局だけでなく全国のコンビニやスーパーに設置してある99,000台以上の提携ATMで利用が可能です。提携しているATMであれば利用時の手数料はかからないので便利です。 | SBIの証券口座保有登録済みの方や、三井住友信託銀行の住宅ローンの残高がある方は基本金利より年−0.5%引かれて最低金利が0.99%になるという条件付です。通常の金利は1.49%〜ということになります。原則必要書類を揃える必要がないのでお急ぎの場合は役に立ちそうですね。 |
限度額 | 最高800万円(10万円単位) | 最高1,200万円(10万円刻み) |
審査 | - | 最短即日(仮審査最短60分) |
金利 | 1.7〜17.8% | 0.99〜14.79% |
毎月の返済金額 | 借入残高が30万円以下:7,000円 | 2,000円〜 |
保証会社 |
オリックス・クレジット株式会社または
新生フィナンシャル株式会社 |
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
パート&アルバイト | 毎月安定した収入があれば可 | 安定継続した収入があれば可 |
年齢 | 満20歳以上69歳未満 | 満20歳以上65歳未満 |
収入証明書 | 300万円以下不要 | |
その他 |
@運転免許証または運転経歴証明書、各種健康保険証、個人番号カード、日本政府発行のパスポート、在留カードまたは特別永住者証明書※上記の写しいずれか1通をご用意ください。A所得証明書類B預金口座振替依頼書※ご返済方法が口座引落の方のみ必要です。 | 原則不要 |